第2文型(SVC)とは?意味・覚え方・動詞一覧【主語・動詞・補語】

第2文型SVCとは?

英語の第2文型の仕組みと覚え方に加え、第2文型でよく用いられる動詞の一覧をご紹介します!

目次

英語の第2文型とは

第2文型とは主語(S動詞(補語(Cの語順で成り立っている英文のことです。

不完全自動詞とは

そして第2文型の動詞は自動詞(正確には不完全自動詞)です。

一方、第1文型の自動詞のことを「完全自動詞」といいます。何が「完全」なのかというと、補語を必要としないで独立している点が完全なわけです。

それに対して第2文型不完全自動詞は「必ず補語が必要」なので「不完全」自動詞と呼ばれるのです。

補語とは

さて補語主語が「何であるか?」/「どんな状態か?」を説明します。

そのため、第2文型の最重要ポイントは、

S = C

になることです!

第2文型の基本例文

このことをシンプルな例文で確認することからはじめましょう。

She is happy.
彼女は幸せだ。

<C>のhappyが、<S>であるSheは「どんな状態か?」を説明しています。つまり「彼女=幸せ」という関係性です。ちゃんと「S=C」になっていることがわかりますね。

He became a doctor.
彼は医者になった。

この例文では<C>のa doctorが<S>のHeが「なんであるか?」を説明しています。つまり「彼=医者」ですね。

第2文型の動詞の覚え方

第2文型の動詞を覚えるコツは例文で暗記することです。例文を通して英単語を覚えるときには音読がとくに有効です。

例文を丸暗記するのが理想ですが、そこまでしなくても肩の力を抜いて軽く音読するだけで英単語の部分は記憶に定着します。

例文を黙読(音読)する際は「S=C」になることを、常に意識するようにすると効率的に第2文型をマスターすることができます。

では早速、第2文型をとる主な動詞の一覧を例文付きで確認していきましょう。

「~になる」系の変化を表す第2文型の動詞

「~になる」系の変化を表す第2文型の動詞(get、come、go、turn)4つを紹介します。

get(~になる)

She got happy.
彼女は幸せになった。

come(~になる)

Dreams come true.
夢は実現する。

go([悪い状態]になる)

All the fruits went bad.
果物がみな腐った。

comeが良い方向への変化を表すのに対してgoは悪い方向への変化を表します。

turn(~になる)

The leaves turned red.
葉が紅葉した。

turnは「変化」を表します。turn coldで「寒くなる」、turn proで「プロになる」、turn fineで「天気が良くなる」といったイメージです。

「~に見える」系の様子を表す第2文型の動詞

「~に見える」系の様子を表す第2文型の動詞(seem、appear、look)3つを紹介します。

seem[appear](~のように見える)

She seems to be fine.
彼女は元気そうだ。

seemと補語の間にはto beが付くことがあります。to beを取っても意味が大きく変わることはありません。この例文は「She seems fine.」とほぼ同じ意味です。

look(~に見える)

She looks happy.
彼女は幸せそうだ。

五感を表す第2文型の動詞

次は、五感を表す第2文型の動詞(taste、smell、sound、feel)4つです。

taste(~の味がする)

This milk tastes little sour.
この牛乳はほんのりすっぱい。

「牛乳=すっぱい」の関係なので、たぶん腐りかけています…。

smell(~のにおいがする)

These flowers smell sweet.
これらの花は良い香りがします。

この場合のsweetは「甘い」ではなく「香りが良い」という意味の形容詞です。

sound(~に聞こえる)

His voice sounded strange on the phone.
彼の声は電話越しでは奇妙に聞こえた。

strangeは「奇妙な」という意味の形容詞です。

feel(~に感じる)

It feels so good.
それはとても良い感じ。

維持を表す第2文型の動詞

維持を表す第2文型の動詞(remain、stay)です。

remain(~のままである)

He remained silent.
彼は黙っていた。

stay(~のままだ)

Stay tuned!
乞うご期待!

tuneは([チャンネルや周波数]を合わせる)という意味の動詞です。いわゆる「チューニング」のチューンですね。この例文ではtuned過去分詞になっています。過去分詞は形容詞の役割をします。

存在を表す第2文型の動詞

最後に、存在を表す第2文型の動詞(lie、sit)です。

lie-lay-lain(~の状態で横になっている)

The book lay hidden behind the box.
その本は箱の後ろに隠れたままになっていた。

自動詞のlieの変化は「lie-lay-lain-lying」です。他動詞の「lay-laid-laid-laying」(~を横たえる)と混同しないよう注意しましょう。

またhiddenは「隠されている」という形容詞です。

sit(~の状態で座っている)

She sat reading a book.
彼女は本を読みながら座っていた。

「彼女=本を読んでいる」です。

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