GitMindは神(のような気がする)。でも、使い方がわからない。調べても微妙な解説しか出てこない……。
そこで! 無料版も有料版も使い倒し、操作に習熟してきたので、評判レビュー記事を書こう! そう、思いたった次第です。
ここからは、GitMindの使い方(基本操作、画像、ショートカットキーetc…)を解説していきますね。
- GitMind(ギットマインド)とは?
-
無料版でも10個のマインドマップやフローチャートが使えるマインドマップ&作図ツール。ブラウザ版、アプリ版、PC版がある。
GitMindのアプリ版(iOS版) アウトラインエディタとしても高機能。アイデア出しや執筆、ToDo管理まで、幅広い用途に対応。
ChatGPTとも連携していて、AIが自動でノードを増やしてくれるが、役立った試しがない……。
- GitMindの無料版と有料版の違い
-
有料化するメリットは、マインドマップ数&ノード数が無制限になること。加えて、デバイス間でのデータ同期も。
アプリや
ソースネクスト経由で申し込むと、年間プランのみ。
一方、公式サイトには、月額プラン・年額プランも存在する(GitMind価格一覧)。
価格は、「ベーシック」で年額4,999円。月額プランは1,099円/月。まずは、無料版で相性を確認したい。
では早速、GitMind(ギットマインド)の基本操作・使い方を解説していきます。
GitMindの使い方・基本操作・ショートカットキー一覧
GitMindの使い方は、無料版・有料版ともに同じ。まずは、基本操作を解説します。
(青文字をクリックすると解説に飛びます) GitMindの基本操作・使い方一覧
- テキスト編集
(改行:[Ctrl]+[Enter]) - 文字装飾
(太字:[Ctrl]+[B]) - ノード操作
(親・兄弟・子) - リンクの挿入
([Ctrl]+[Alt]+[K]) - 画像の挿入・サイズ変更
(挿入:[Ctrl]+[V]) - ダークモード化
(擬似的に設定) - ノードをまとめる
(複数選択:[Shift]+[選択]) - 検索と置換
([Ctrl]+[F]) - 文字装飾やノードのスタイルをクリア
([Ctrl]+[Alt]+[0]) - アウトラインモード
([Ctrl]+[O]) - コメントとノートの違い
- [応用]スタイルの適用目標の操作

GitMindでは、マインドマップを構成する各パーツを「ノード」と呼びます。上図の赤丸は、ノード。
ノードは最小単位のパーツで、Excelでいう「セル」のようなものですね。
まずはテキスト編集から見ていきましょう。
1.テキスト編集(改行:[Ctrl]+[Enter])
テキスト入力は、直感的にできますよね。
改行は、[Ctrl]+[Enter]です。
なお、テキストのコピーは[Ctrl]+[C]のみ。右クリックには非対応です。
2.文字装飾(太字:[ノード選択]→[Ctrl]+[B])
次に、文字装飾の方法です。
上部バーとは

文字装飾の方法:ショートカットキー
- ノード内の文字を一括装飾したい
[ノード選択]→[上部バー]+{T} - 文字の一部を装飾したい
[範囲選択]→[上部バー]+{T} - 太字
[Ctrl]+[B] - イタリック
[Ctrl]+[I] - 下線
[Ctrl]+[U] 取り消し線
[Ctrl]+[[]- 装飾をクリアしたい
[Ctrl]+[Alt]+[0]
{T}+[いちばん右のハケマーク] - 優先順位(①②③…のアイコン)を挿入
[Ctrl]+[1, 2, 3… ,9]

3.ノードの操作
「ノードの色・形」「親・兄弟・子ノードの意味」「ノードの挿入」の3点を解説していきます。
ノードの色や形を変えたい
[画面右上のスタイルボタン○]→[スタイル]

ノードの階層構造を理解しよう

- 親ノード:起点となるノード
- 子ノード:親ノード直下のノード
- 兄弟ノード:同じ階層(レイヤー)のノード
(上図なら、[子ノード①]と[子ノード②]は同階層なので兄弟関係)
ノードを挿入したい
- 子ノード(ひとつ下)[Tab]
- 兄弟ノード(同じ階層):[Enter]+[Tab]
- 親ノード(ひとつ上):[Shift]+[Tab]
ヒント:アプリ版とブラウザ・PC版の連携について
アプリ版で追加したノードは、アプリからしか編集できない点に要注意。
4.リンクの挿入([Ctrl]+[Alt]+[K])
マインドマップ内で無理に情報を網羅するのではなく、周辺情報は積極的にリンク化したいですね。
個人的には、下記のようにリンクを活用しています。
- あわせて読みたい外部サイト
- GoogleドキュメントやNotion
- 関連ツール
(例:画像圧縮ツール)
リンクの挿入は、ツールバーなら[+]+[ハイパーリンク]、キーボードなら[Ctrl]+[Alt]+[K]です。
テキストリンクは貼れません。リンクを示すのはクリップマークのみ。
そのため、リンク付きノードの文字色を青にすることで、視認性・可読性を上げておくと便利ですね。

5.画像の挿入・サイズ変更(ペースト:[ノード選択]→[Ctrl]+[V])
画像の挿入は、ツールバーではなく[Ctrl]+[V]が圧倒的に楽!
例えば、この記事内の画像をお好みでコピーし、ノード選択状態で[Ctrl]+[V]を押下すれば完了です。
画像サイズの変更
- [ノードを選択]
- [画像のうえにカーソルを置くと虫眼鏡になるので、その状態でクリック]
(↑ここは最初、戸惑うポイント。「虫眼鏡→クリック!」) - [ドラッグアンドドロップ]で自由にサイズを調整できる
6.ダークモード化(擬似的に設定)
コーディングからiPhoneまで、ダークモード信者の方も一定数おられることでしょう。
無理やりダークモードにするには、画面右上の[スタイル]から、[テーマ」を選択。

上図の左下のテーマを使います。
ただし、このダークモード風のテーマ。背景に謎の模様が。
ダークモード信者としては、いい感じの黒っぽい背景でないと嫌!
そこで、[画面右上のスタイル]→[テーマ]→[背景を変更]から、お好みの「黒」を選びます。
これで、擬似的にダークモードが完成。
目にやさしいですね。
7.ノードをまとめる(複数選択:[Shift]+[選択])

[Shift]+[選択]にて、2つ以上のノードを選択状態にし、下記の○を押します。

ノードまとめのショートカットキーは、[Ctrl]+[Alt]+[T]です。
8.検索と置換([Ctrl]+[F])
マインドマップが巨大化した際に、便利ですね。
9.文字装飾やノードのスタイルを一括クリアする([Ctrl]+[Alt]+[0])
ツールバーから装飾やスタイルを一括クリアするには、{T}+[いちばん右のハケマーク]。
10.アウトラインモード([Ctrl]+[O])
マインドマップとアウトラインエディタをシームレスに移動可能。
これは、素晴らしい!強力な機能ですね。

11.コメントとノートの違い
コメントもノートも、「ノードに書き込む必要のない情報」や「扱いづらい長文」を各ノードに紐付けることができる機能。
- コメント:共同作業に便利。議論ができる。マインドマップでもアウトラインエディタでも、クリックしない限り、非表示。ちょっとしたメモはコメントが◎
- ノート:マインドマップはカーソルを合わせないと表示されないが、アウトラインエディタでは、常時表示される。「ノードが見出し、ノートが本文」のような関係。

アウトラインエディタには、画像もしっかり反映されます。

12.[応用]スタイルの適用目標の操作(難しいと感じたら読み飛ばそう)

ノードを選択した状態で、右クリックすると[スタイルの適用目標]が出現。
指定のノードの書式・スタイルを一括変更できます。
ですが、[すべての兄弟ノード]・[すべての兄弟ノードと子ノード]が分かりにくいですよね。
「兄弟ノード」と「すべての兄弟ノード」の違い

- 兄弟ノード:{1, 2, 3}または{ア, イ, ウ}のどちらか一方
(同じ仲間、同じ階層) - すべての兄弟ノード:{1, 2, 3, ア, イ, ウ}
(とにかく同じ階層すべて)
「すべての兄弟ノードと子ノード」とは

1を起点とすると、{p}は子ノード。{p, q, r, x, y, z}は、すべての子ノードです。
また、{1, 2, 3}や{ア, イ, ウ}は、それぞれ別の兄弟ノードですが、{1, 2, 3, ア, イ, ウ}はすべての兄弟ノード。
そのため、1を起点にすべての兄弟ノードと(すべての)子ノードにスタイルを適用すると、下図のようになります。

このセクションの振り返り
すべての兄弟ノードと子ノード:とにかく下の階層すべて!(ひとつ下だけではなく、2つ下・3つ下など、とにかく下の階層すべて)
Before
ノード設定のスタイルを青にしている。
このノード設定に「すべての兄弟ノードと子ノード」を指定し、スタイルを適用すると…

After

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GitMindに関するQ&A
まとめ:GitMindの基本操作&ショートカット
GitMind操作の要点まとめです。各リンクをクリックすると、詳細解説に移動します。
(青文字をクリックすると解説に飛びます) GitMindの基本操作・使い方一覧
- テキスト編集
(改行:[Ctrl]+[Enter]) - 文字装飾
(太字:[Ctrl]+[B]) - ノード操作
(親・兄弟・子) - リンクの挿入
([Ctrl]+[Alt]+[K]) - 画像の挿入・サイズ変更
(挿入:[Ctrl]+[V]) - ダークモード化
(擬似的に設定) - ノードをまとめる
(複数選択:[Shift]+[選択]) - 検索と置換
([Ctrl]+[F]) - 文字装飾やノードのスタイルをクリア
([Ctrl]+[Alt]+[0]) - アウトラインモード
([Ctrl]+[O]) - コメントとノートの違い
- [応用]スタイルの適用目標の操作
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます!
「GitMindをフル活用したい!」と感じていただければ、うれしい限りです。
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