不定詞の慣用表現7選
不定詞の慣用表現(独立不定詞)は「イディオム/英熟語」と割り切って暗記してしまうのが1番です。
不定詞の慣用表現の覚え方

不定詞の慣用表現の一番効率的な覚え方は例文を「音読/黙読」することです。そのために、この記事で紹介している全ての慣用表現に例文を掲載しました。
もう1つの効果的な暗記方法は、下記のような一問一答形式の暗記カードを使うことです。
例題have no choice but to doの日本語訳は?記事の最後では、記事内で紹介している7つの「不定詞の慣用表現」全てにこうした一問一答形式の暗記カードを設置しましたので、是非ご活用ください。
不定詞の慣用表現の例文集

例文1.All you have to do is (to) do「~しさえすればよい」
あなたは仕事を終わらせさえすればよい。
直訳は「あなたがすべきことの全ては~することだ」で、これを意訳すると「~しさえすればよい」になります。慣用表現(英熟語)としてそのまま暗記してしまっても構いませんが、余裕があれば構文を理解した上で覚えるようにしましょう。
All「全てのこと」は名詞で、Allとyouの間に関係代名詞が省略されています。
例文2.have no choice but to do「~せざるを得ない」
この辺りで待つしかない。
このbutは前置詞で「~以外に」という意味です。choiceは「選択肢」という意味なので、have no choice but to doで「~以外に選択肢がない」→「~せざるを得ない」を表します。
例文3.to tell the truth「実を言うと」
実を言うと泳げない。
to tell the truth「実を言うと」の類似表現としてto be frank with you「率直に言うと」もおさえておきましょう。
参考例文To be frank with you, your idea is not practical.「率直に言ってあなたのアイデアは現実的ではない」
例文4.to begin with「まず初めに」
まず初めにお知らせがあります。
例文5.to make matters worse「さらに悪いことには」
さらに悪いことに雨が降ってきた。
例文6.needless to say「言うまでもなく」
言うまでもなく時は金なりだ。
needless to sayとほぼ同じ意味の表現にto say nothing of「言うまでもなく」、not to mention A「Aは言うまでもなく」があります。
さらに動名詞の慣用表現のIt goes without saying that S+Vは「SがVだということは言うまでもない」も類似表現です。
例文7.so to speak「言わば」
彼は言わば賢い人物だ。
so to speakの言い換え表現にはas it were「言わば」があります。
一問一答!暗記カード10題

例文の「音読/黙読」に続いて、一問一答形式の暗記カードを使って不定詞の慣用表現(独立不定詞)を記憶に定着させていきましょう。「+解答解説」ボタンを押すと「答え」を確認することができます。
1.All you have to do is (to) doの日本語訳は?
2.have no choice but to doの日本語訳は?
3.to tell the truthの日本語訳は?
4.to be frank with youの日本語訳は?
5.to begin withの日本語訳は?
6.to make matters worseの日本語訳は?
7.needless to sayの日本語訳は?
8.needless to say = to say( )( )
9.so to speakの日本語訳は?
10.so to speak = as ( )( )
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