受験勉強って、とても辛く苦しい道のりですよね。
とくに「人生を左右する」というプレッシャーに押しつぶされ、受験勉強が苦しいと感じていませんか?
この記事では、辛く苦しい受験勉強を乗り切るためのヒントをたくさん載せています。
執筆したのは、旧帝大に現役合格した「みちくさ」と、宅浪を経験し受験勉強に大失敗した「みず」の2人です。
つまり成功体験と失敗体験の両方から出てくるノウハウを集めました。
ですから「何をすればいいのか?」も見えてきますし、「何をしてはいけないのか?」も失敗談から反面教師的に学ぶことができます。
ぜひこの記事を参考にして、苦しい受験勉強を乗り越えるヒントを見つけて頂ければと思います!
細かい話よりも「とにかく一人で勉強するのが苦しい!」と考えている方は、通信教育「進研ゼミ」を活用するのもお勧め。オンライン自習室など、どこでも集中して勉強できる仕組みが多数用意されています。今なら無料で資料請求可能です。
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勉強の苦しみをそのまま受け入れてみる
勉強がとっても辛いんだよね。。そんな時はどうすれば良い??
うん、基本的に勉強は苦しいものだよ。
みちくさ君も勉強はつらいの?
そうだよ。でもその辛さを「そのまま受け入れる」ようにしているかな。
勉強が楽しいと感じる瞬間ももちろんありますが、多かれ少なかれ勉強は苦しいものです。
中には「勉強が趣味」という人もいるかもしれませんが、基本的には人は勉強は辛く逃げたいものだと感じていると思います。
勉強が辛いとき「どうしたら勉強の苦痛から開放されるだろう?」、「どうしたら勉強が楽しくなるだろう?」と考えると悪循環に陥ってしまうことが、精神医学の研究から分かっています。
「勉強は苦労を伴う」というのは「水が高いところから低いところに流れる」というのと同じで、当然の事実なんです。
この当然の事実をなんとか曲げようとすると「不可能を可能にする努力」になってしまい、より大きなストレスを感じることになります。
そのため、まず「勉強は多少なりとも苦しいものだ」と事実を認めることが出発点です。
受験勉強は苦しいのが普通です。なので精神的に辛くてもいいんです。みんな苦しいのは同じですから、受験勉強が辛いからといって悲観的になる必要はありません。
その上で、苦痛を軽減する方法を考えていきましょう。
勉強したくないときは簡単な問題から始める
「勉強が苦しいものだ」と受け入れたうえで、それでも勉強したくないときはどうしたら良いの?
そんな時は、既に解けるレベルの問題を復習する所から始めてみてはどうかな?
どうしてもしんどくて勉強のやる気がでないときってありますよね。
そういうときは「簡単なことから手を付ける」のが最強の対処法です。
数学ならすでに解ける問題の復習からはじめる。英語ならすでに解き終わった長文をもう一度音読するといいでしょう。
なぜ「簡単なことから手をつけること」が最強のやる気対策なのでしょうか?
それは「やる気は行動の後に出てくるもの」だからです。行動するからやる気が湧いてくるのです。「やる気が出たら勉強しよう」と考えても永遠にやる気は出てきません。このことは心理学の世界では常識中の常識です。
では、まず行動を起こすにはどうすればいいか?
それはこれから勉強することの難易度をできるだけ下げることです。「えー、こんな簡単なこと勉強しても意味ないよ」と思っても、すでに理解していること/すでに暗記している項目から始めるようにします。
すると徐々に勢いがついてきて、難しい問題にも手を出す気力が湧いてくるものです。
勉強が苦しいときは30分だけ頑張ってみる
そうは言っても、何時間も勉強を続けられないよ!!
気持ちは凄く分かるよ。じゃあ、まずは30分だけ勉強を頑張ってみるのはどうかな?
30分だけで良いの?
あくまで「まず30分」だよ。そこから、少しずつ長くしていけば良いんだ。
先程、「やる気は待っていても出ない、行動するからやる気が出るんだ」という趣旨のお話をしました。そのためには「簡単な問題の復習から手をつけるのが最強の対処法」だということでしたね。
問題を簡単にする以外にも、やる気が出なくてしんどいときに行動を起こしやすくする方法があります。それは目標時間を思い切って短時間にすることです。
具体的には「とりあえず30分だけやろう!」とか「とりあえず45分だけ頑張ろう!」と考えます。すると「これから3時間は勉強しよう」と考えるよりも随分取り組みやすくなりますよね。
これは筆者みずの体験談なのですが、「1日7時間は勉強しよう!」と高い目標を掲げた時よりも「今日は最低2時間勉強すればいいや!」と勇気を出して目標を下げた方が、逆に長時間勉強できました。
このように、勉強時間の目標値を下げることも「やる気が出ない」への強力な対処法です。勉強が苦しいときは、ぜひ試してみてください!
「とりあえず30分だけ頑張る」を目標にして、勉強に取り組むことをオススメします。
苦しいながらも勉強することが、逆に気持ちを楽にする
苦しい勉強を続ける中で、気持ちを楽にする方法を教えて!
それは、勉強をしている目的を思い出すことだよ。
何のために勉強を始めたんだっけ?
もちろん志望校に合格するためだよ!!
それなら、むしろ勉強している方が気持ちが楽にならないかな?
だって、1歩ずつ志望校合格に近づいているんだよ?
勉強は苦しいものですが、ある意味で「苦しいながらも勉強すること」は一番気持ちを楽にする方法です。
つまり勉強がしんどいと悩んでいるときこそ「持ちこたえて勉強すること」が一番の薬になるのです。
それは、
- 勉強している間、サボらず頑張っている自分を誇らしく思うことができる
- 苦しみながら勉強した結果、達成感や満足感を得ることができる
- 勉強すればするほど、将来の不安から開放される
という自己肯定感が得られるためです。
実は「勉強する苦しみ」の方が「勉強しない苦しみ」よりずっと苦しみが少ないのです。
なので、どんなにやる気が出なくても「エイヤッ」と勇気を出して、短時間でも簡単な問題でもいいので、勉強に手を出すようにしましょう。
とりわけ苦しいのは実は「やり始め」だけなんです。行動すれば活力がわき、その活力が次の行動を生み出すという良い循環に入ることができます。
勉強する場所は机だけじゃない
ずっと机に座って勉強してたら、凄く疲れちゃったよ!
じゃあ、机以外で勉強してみてはどうかな?
「座って書くこと」だけが勉強ではありません。
机に向かってばかりだと気が滅入ってしまいますからね。
例えば暗記事項を書いた紙を壁に貼っておく。そして立った状態で音読するという勉強法も一つの方法です。
また、トイレに暗記用の紙を貼っておくのも、効果的な隙間時間の活用法になります。
移動などの隙間時間を活用するのも有効です。特に電車移動中はとても集中できますよね。
さらには、寝転がって今日学習した内容を思い出すといった勉強法も有効です。とにもかくにも「座って書くこと」だけが勉強ではないのです。
友達と一緒に勉強する
ずっと一人で勉強し続けてると、気がおかしくなりそうだよ!
一緒に頑張る友達を見つけて、隣で勉強してみてはどうかな?
志望校合格という目標に向かって頑張る友人と一緒に勉強する事も、モチベーションを高める一つの方法です。
実際に隣の席で勉強するのも良いでしょうし、スマホがあれば、SkypeやLINEなどの音声通話サービスで繋がりながら別の場所で勉強する事もできますよね。
そうすることで、お互い緊張感を継続したまま勉強に取り組めますし、分からない点を質問する事もできます。
また、勉強法自体を友達に聞いてみることで、意外な発見があることもあります。
例えば筆者みずが「古文単語が覚えられない」と友達に相談したところ、「多義語でも代表的な意味だけをまずは覚えるようにしてるよ」と教えられた時は、目からウロコでした。
ごく当たり前のことかもしれませんが、意外と自分では気づいていない事って多いものです。
この体験談は些細な発見に過ぎませんが、友達に勉強法のノウハウを訪ねてみることはとても役立ちます。是非休憩がてらに相談してみてください。
教科書・参考書以外のツールを利用する
ずっと教科書や参考書を見てると、眠くなってきちゃうよ!
それなら、分かりやすい動画講義を利用してはどうかな?
最近では、スマホでも確認できる動画講義で勉強する学生が増えています。
例えば、スタディサプリというサービスは知っていますか?
スタディサプリはリクルートが運営するオンライン予備校です。中学数学~高校数学の教科書レベル、大学受験レベルまで網羅しています。
全国トップレベルのプロ予備校講師が、主に現役中高生・浪人生向けの授業を展開しています。
勉強に部活に忙しい学生の方にとっては、いつでもどこでも授業を見ることができることは、大きなメリットになるのではないでしょうか。
ですがここでは、スタディサプリのデメリットも2点あげておきたいと思います。
まず1点目は、スタディサプリは有料のサービスです。料金は月払いの場合2,178円(税込)、12カ月一括払いの場合21,780円(月あたり1,815円(税込))です。月2,000円程度の費用はかかってしまうものの、月に1冊の参考書を購入するのとほぼ同等ですので、ものすごく大きな負担ではないかと思います。
2点目のデメリットとしては、テキストの印刷費用がかかる点です。スタディサプリは講師のオリジナルテキストを利用しているため、そのテキストをダウンロードし自分で印刷する必要があります。受講する講座が多くなると、それなりの印刷費用がかかる点は認識しておきましょう。ですが、テキスト自体は無料でダウンロードできますので、その点では安心ですね。
なにより毎日の時間が無く、「一流講師の授業を受けることで効率よく勉強したい!」という方には、一番にお勧めできるサービスです。
14日間の無料体験を受けられるため、まず無料体験を受講してから継続するか考えてみるのも良いかもしれません。
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オンライン家庭教師を利用して、苦手科目を克服する
苦手科目は、特に勉強する気がおきないよ!
みず君は学生の時に家庭教師を付けてたんだよね?どうだった?
苦手な「数学」を克服するためにお願いしたんだよね。
まず先生が教育熱心だったから、それだけで数学を学ぶモチベーションがグンっと上がったよ!
あとは数学の勉強法のアドバイスももらえたのがとても良かった!
やはり実際に受験を突破してきた先生だと、知識だけではなく勉強のノウハウもたくさん持っているんだね!
受験勉強で大切なことは、突出して得意な科目を作るよりも、苦手科目を無くすことです。
なぜなら、既に80点取れている科目を90点に伸ばすのは難しいですが、60点の科目を80点に引き上げることは、比較的簡単だからです。
ですが、苦手科目はなかなか勉強する気が起きませんよね。
そんな時には、家庭教師サービスを使えば、苦手科目を効率的に克服することができます。
パソコンやタブレットを利用する事で、直接家庭に訪問する家庭教師ではなく、オンラインで家庭教師を依頼する事ができます。
そのため居住地に関係なく、全国の優秀な先生から授業を受けることができるのです。
オンライン家庭教師サービスは、現在は多くの会社が行っていますが、その中でも特にお勧めしたいのが「東大毎日塾」です。
通常の家庭教師サービスでは、ある一定の時間に先生から指導を受けられるだけですが、「東大毎日塾」では日々の学習に対して東大生からサポートを受けられます。
東大生のサポートによって、「何を」「いつまでに」「どのように」勉強するべきかが明確になることで、無駄な勉強をゼロにできます。
さらには、東大生に24時間質問し放題のサービスもあるため、一気に合格に近づきます。
「東大毎日塾」の詳しいサービス内容については、下の記事で紹介しています。
このようなオンライン家庭教師を利用し苦手科目を得点源にすることで、勉強の苦しみを一気に軽減する事ができますよね。
受験勉強の失敗=人生の失敗ではない
みず君の大学受験はどうだったの?
大学受験は大失敗だったよ!
でも、その後の全てがうまくいかなくなったわけじゃないよ!
受験生は大学受験であれ、資格試験であれ、「受験の失敗=人生の失敗」と思いつめがちです。
もちろん受験勉強の成否はそれなりに人生に影響を与えます。しかし、「受験の勝敗≠人生の勝敗」なのは明白ですよね?
例えば筆者みずは、最初の大学受験で失敗し浪人した上に、次の受験でもあり得ないぐらいの大失敗をしました。
しかし、大学生活は友人関係も勉強も楽しかったです。就職も高校生のときから憧れていた大企業に入ることができ、その後の社会人生活も満足のいく充実したものでした。
このように、受験で失敗しても人生で失敗すると決まったわけではありません。
もちろん受験で成功すればその後の選択肢が増え、有利になるのは明らかですが、受験で大失敗したとしても後からいくらでも取り戻せるのです。
まとめ
2人で相談する事で、色々なアイデアを見つけることができたね!
ホントだね!
この9つのアイデアを使って、受験ではみんなに良い思い出を残してほしいね!
その通りだね!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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