同格のthatの意味・使い方・関係代名詞との見分け方を解説!

同格のthatとは?

この記事では、同格のthatの意味、使い方、関係詞との見分け方を基礎からわかりやすく解説しています。

詳しい例文付きで解説しているので、ぜひ参考にしてください。

目次

同格のthatとは?

同格のthat名詞+thatの形で「~という(名詞)」を表します。
また同格のthatの直後には、完全文主語・補語・目的語などが欠落していない文)がきます。

早速、具体的な例文を確認していきましょう。

同格のthatの例文集

同格のthatの例文

例文1

We have reached the certainty that the meeting will be successful.
私達はその会議が成功するだろうという確信に達した。

語句 certainty(確信)

the certainty that S+Vで「SがVだという確信」を表しています。that以下をよく観察すると「the meeting will be successful」と<SVC>の完全文になっています。そのため、このthat関係代名詞ではなく、同格のthatだと分かります。

【補足】
完全文とは主語・補語・目的語などに抜けれのない無傷の文のこと!同格のthatの後は必ず完全文!これに対して不完全文とは主語・補語・目的語などが欠落している文のこと。関係代名詞の後には基本的に不完全文がくる!

例文2

The fact that she is happy is important.
彼女が幸せであるという事実が重要だ。

この例文のthat同格のthatです。なぜそれが分かるかというと、that以下の「she is happy」が<SVC>の完全文だからです。

例文3

Rumor passed from mouth to mouth that he was alive somewhere in the mountain.
彼が山の中で生存しているといううわさが口々に伝わった。

語句 rumorうわさ

同格のthatと修飾される名詞離れている場合もあります。that~Rumorを修飾し「彼が山中で生きているという噂」を表しています。

また、この例文の同格のthatに続くS+V完全文になっていますね。heが<S>、wasが<V>、aliveが<C>の第3文型です。

同格のthatの練習問題!

同格のthatの練習問題!

同格のthat関係代名詞のthatを見分けるための練習問題を用意しました。

that以下が完全文なら同格のthat不完全文なら関係代名詞のthatです。この練習問題を活用して同格のthatへの理解を深めていきましょう。

なお、「+解答解説」ボタンを押すと「解説」と「答え」を確認することができます。

1.次の英文のthatは【同格】と【関係代名詞】のどっち?

The doctor that she went to said she had malaria.
彼女を診察した医者は、彼女がマラリアにかかっていると言った。

解答解説1
【摂南大(改題)】
that she went to」がthe doctorを修飾しています。that以下をよく観察すると、she went to目的語が欠落しています。従ってthat+不完全文なので、関係代名詞のthatが正解です。

2.次の英文のthatは【同格】と【関係代名詞】のどっち?

Some people don’t accept the fact that they are equal.
自分たちは平等であるという事実を受け入れない人々もいる。

解答解説2
that以下に着目すると<SVC>の完全文なので、同格のthatが正解です。
that以下がthe factを修飾し「自分たちは平等であるという事実」を表しています。

3.次の英文のthatは【同格】と【関係代名詞】のどっち?

Hope is fading that survivors of the ferry accident will be found.
船舶事故の生存者が見つかる可能性は薄くなってきている。

語句 fade(薄れる)

解答解説3
【東京国際大(改題)】
that以下の文は名詞が欠けていないので完全文です。従って同格のthatが正解です。
本問ではthat以下がHopeを修飾しています。修飾される名詞と同格のthatが離れているパターンですね。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

日本語が含まれないコメントは無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次