この記事では、同格のthatの意味、使い方、関係詞との見分け方を基礎からわかりやすく解説しています。
詳しい例文付きで解説しているので、ぜひ参考にしてください。
同格のthatとは?
同格のthatは名詞+thatの形で「~という(名詞)」を表します。
また同格のthatの直後には、完全文(主語・補語・目的語などが欠落していない文)がきます。
早速、具体的な例文を確認していきましょう。
同格のthatの例文集
例文1
We have reached the certainty that the meeting will be successful.
私達はその会議が成功するだろうという確信に達した。
語句 certainty(確信)
the certainty that S+Vで「SがVだという確信」を表しています。that以下をよく観察すると「the meeting will be successful」と<SVC>の完全文になっています。そのため、このthatは関係代名詞ではなく、同格のthatだと分かります。
例文2
The fact that she is happy is important.
彼女が幸せであるという事実が重要だ。
この例文のthatも同格のthatです。なぜそれが分かるかというと、that以下の「she is happy」が<SVC>の完全文だからです。
例文3
Rumor passed from mouth to mouth that he was alive somewhere in the mountain.
彼が山の中で生存しているという噂が口々に伝わった。
語句 rumor(噂)
同格のthatと修飾される名詞が離れている場合もあります。that~はRumorを修飾し「彼が山中で生きているという噂」を表しています。
また、この例文の同格のthatに続くS+Vも完全文になっていますね。heが<S>、wasが<V>、aliveが<C>の第3文型です。
同格のthatの練習問題!
同格のthatと関係代名詞のthatを見分けるための練習問題を用意しました。
that以下が完全文なら同格のthat、不完全文なら関係代名詞のthatです。この練習問題を活用して同格のthatへの理解を深めていきましょう。
なお、「+解答解説」ボタンを押すと「解説」と「答え」を確認することができます。
1.次の英文のthatは【同格】と【関係代名詞】のどっち?
The doctor that she went to said she had malaria.
彼女を診察した医者は、彼女がマラリアにかかっていると言った。
2.次の英文のthatは【同格】と【関係代名詞】のどっち?
Some people don’t accept the fact that they are equal.
自分たちは平等であるという事実を受け入れない人々もいる。
3.次の英文のthatは【同格】と【関係代名詞】のどっち?
Hope is fading that survivors of the ferry accident will be found.
船舶事故の生存者が見つかる可能性は薄くなってきている。
語句 fade(薄れる)
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